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zoom RSS BLUE OYSTER CULT/IN MY MOUTH OR ON THE…(1976)

<<   作成日時 : 2017/08/06 21:51   >>

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画像80年代末までにBLUE OYSTER CULTのオリジナル・アルバムを全部買いそろえ。
90年代に入るとブートに手を出し始め、泥沼にハマって行く(笑)。
ちょうどその頃、北海道から新潟に引っ越し、新幹線で都内に出ては西新宿のブート屋界隈をうろつくようになっていた、絶好のタイミング(苦笑)。

で、初めて買ったBLUE OYSTER CULTのブートがコレだった。
アナログ10inch、4曲入りEP。
タイトルは、正確には『IN MY MOUTH OR ON THE GROUND』です。
(ウェブリブログのタイトル字数制限にひっかかった)

このブートは幾つかのレーベルからリリースされているのだが。
俺が持っているのはルースレス・ライムズというレーベルからリリースされたドイツ盤。
レーベル面には1971年とクレジットされているが、そんなはずない、BLUE OYSTER CULTのデビューは72年なんだから(笑)。
実際、ジャケットには“NEW YORK 1972”とある。
で、このブートがリリースされたのは、76年のことだった様子。
代表曲「Cities On Flame With Rock And Roll」が「City On Flame」と誤表記されている。

そんな怪しげなブツだが。
しかし、コレを入手した時、そして初めて聴いた時は、それはもうとんでもなく興奮したモノだった。
正規リリースされていたどのライヴ音源とも違った、そのダークでクールな音に。

1992年にはフランスのスカイドッグから『BLUE OYSTER CULT』というタイトルでCD化。
更に95年にはソニーからリリースされた2枚組ベスト『WORKSHOP OF THE TELESCOPES』に2曲収録。
そこには“previously commercially unissued-promotional”との表記が。
音質の良さからも薄々想像していたが、元々ブートじゃなくてプロモ音源だったのか?

そのあたりは、現在では海外のマニア諸氏によってかなり明らかにされている。
このライヴ音源、元々は1972年4月3日にニューヨーク州ロチェスターのNUGGET'S PIZZA PARLOURという場所(ピザ・パーラー? ライヴハウスじゃなくてピザ屋?)で録音されたモノで。
WCMF-FMというラジオ局での放送用音源だったという。
それを元にコロンビア・レコーズがレコード店向けのプロモ盤として制作した『BOOTLEG EP』というのが、後々までブートのソースとなった、というワケだ。
(元々のタイトルからして、付けも付けたり)

『BOOTLEG EP』はBLUE OYSTER CULTの初期オリジナル・アルバム同様、サンディ・パールマンとマーレイ・クルーグマンのコンビがプロデューサーとしてクレジットされていて。
1stアルバム『BLUE OYSTER CULT』(1972年)ではなく、2ndアルバム『TYRANNY AND MUTATION』(73年)に先行するプロモーションに用いられたらしい。
『TYRANNY AND MUTATION』に収録された「The Red And The Black」が演奏されているのも道理というワケだ。

『BOOTLEG EP』には、A面に「The Red And The Black」と「Buck's Boogie」、B面に「Workshop Of The Telescopes」と「Cities On Flame With Rock And Roll」が収録されている。
一方このブート10inchは、A・B面が逆。
しかし、それが却って効果的というか。
ダークでダルでクールな曲が多くを占める『BLUE OYSTER CULT』B面の中でも特に異彩を放っている「Workshop Of The Telescopes」…がA面1曲目でいきなり聴こえてくるブートの曲順の方が、元祖へヴィ・メタルと呼ばれながら実際にはサイケデリックとニューヨーク・パンクの橋渡しのような存在であるBLUE OYSTER CULTに似つかわしい気が。
演奏前にエリック・ブルーム(ヴォーカル、ギター)が曲名をぼそっとつぶやくところからもうたまらん。
他の3曲も、後のライヴ盤で聴けるようなへヴィネスやハードネスより、クールさが際立つ感じ。
「The Red And The Black」も、『BLUE OYSTER CULT』収録の“原曲”(?)「I'm On The Lamb But I Ain't No Sheep」と「The Red And The Black」のちょうど中間のようなテンポとアレンジで、実に興味深い。


ちなみに、このブートの4曲に前身バンド・THE STALK-FORREST GROUPのシングル両面を加えた6曲入りのブートLP『FANTASY DISTILLATION OF REALITY』というのもあって。
そちらに至っては、ジャケットの印刷の色違いで2枚持っているという…(アホや)。

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