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<<   作成日時 : 2018/08/25 22:52   >>

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画像6月のリリース。
先月入手。
今月まで聴けずにいたが。
コレばっかりはいつまでも放っておけるもんじゃない。
元(う…)IGGY AND THE STOOGESのギタリスト、ジェイムズ・ウィリアムソンの新バンド。
ジェイムズのソロ名義で2014年にリリースされた『RE-RICKED』(このブログでも紹介)はIGGY AND THE STOOGES時代のアルバム未収録曲の再録だったし、ジェイムズの純然たる新作としては、実は初めてのアルバムになる。

例によってウェブリブログのタイトル字数制限にひっかかっているが(コレ何とかしてくんねえかな…)、タイトルは『BEHIND THE SHADE』。
新バンド…と書いたものの、いわゆるメンバーとしてクレジットされているのはジェイムズ・ウィリアムソン(ギター、ベース)、フランク・メイヤー(ヴォーカル、ギター:元?STREETWALKIN' CHEETAHS)、ペトラ・ヘイデン(ヴォーカル、ヴァイオリン:THAT DOG、チャーリー・ヘイデンの娘)の3人。
固定したバンドというよりも、ギターとツイン・ヴォーカルのユニットと言った方がイイのかも知れない。

バックを支えるメンバーやスタッフはなかなか興味深い。
プロデュースと一部のベースを担当しているのは、一時期MEATMENに在籍し、THE DONNASなどのプロデュースも手掛けたジェイソン・カーマ―。
ドラムは『RE-LICKED』でも叩いていた敏腕セッション・ドラマー、マイケル・アーバノ(元BOURGEOIS TAGG)。
元45 GRAVE他のポール・ロスラーが1曲でピアノを弾いている。
2曲でキーボードを担当するエルヴェ・サルティはシャルロット・ゲンスブールやフェミ・クティと活動していた(多分)フランス人。
4曲でキーボードを弾くグレッグ・フォアマンは元THE DELTA 72、現CAT POWER。
(『RE-LICKED』にも参加)
IGGY AND THE STOOGES『READY TO DIE』(2013年)に参加していたラップ・スティール奏者ドン・ルーク(COWBOY JUNKIES他のアルバムでもプレイしている)がこのアルバムでも2曲弾いている。
3曲でホーンズも参加。

全11曲中9曲がジェイムズ・ウィリアムソンとフランク・メイヤーの共作で、1曲がジェイムズとポール・ネルソン・キンボール(この人知らない)の共作。
そしてラストの「Died A Little Day」は意外にも(?)元THE NUNS〜RANK & FILEのアレハンドロ・エスコヴェードのカヴァー。

1曲目「Riot On The Strip」から「おおっ」となる。
なんか、イギー・ポップとジェイムズ・ウィリアムソンの連名盤『KILL CITY』(1977年)の続編みたいなムード。
しかしアレハンドロ・エスコヴェードのカヴァーを演っているぐらいだから、単にIGGY AND THE STOOGESや『KILL CITY』をなぞっただけの音楽性ではない。
約半数の曲でペトラ・ヘイデンのヴァイオリンをフィーチュアして時にクラシカル、時にカントリーなどのアメリカン・ルーツ・ミュージックを感じさせるプレイを聴かせ。
ぺトラは6曲でリード・ヴォーカルを担当し(そのうち2曲はフランク・メイヤーとのデュエット)、フランクとはまったく違った表情をもたらしている。
(「Died A Little Today」でのたおやかかつわびしい歌唱がたまらん)
多くの曲で、オリジナル・アルバムに収録されなかった1973〜73年頃のIGGY AND THE STOOGES楽曲に顕著だった“スケール感”が感じられるのも印象深い。
「You Send Me Down」など、IGGY AND THE STOOGES時代からは考えられないようなキャッチーさを聴かせる曲も。
フォーキーな「MIss Misery」なんかではいわゆる“ハートランド・ロック”に近いノリもあったり。

STREETWALKIN' CHEETAHSは正直言ってB級としか言えないバンドだったが、ここでのフランク・メイヤーはかなり頑張っていると思う。
ただ「Riot On The Strip」「The Revolution Stomp」などのハードな曲では「コレで歌ってるのがイギー・ポップだったらなあ…」と思わずにいられなかったりするのは、まあ仕方あるまい。
(「Riot On The Strip」での“Blah blah blah blah blah blah blah!”なんて、完全に狙ってるだろう!)
しかしこのアルバムはIGGY AND THE STOOGESや『KILL CITY』の焼き直しではなく。
あくまでも2018年のジェイムズ・ウィリアムソン自身の音楽を提示している。
その点、この曲はどうやってもイギーには歌えまい、みたいなのもあるから、コレでいいのだ。

それでも。
それでも…もう一度イギー・ポップとジェイムズ・ウィリアムソンのコラボレーションを聴きたい、と思ってしまうのは、こりゃもうファンのサガってもんでしょうな。
それはそれとして…30年以上もギターをしまい込んだままカタギの仕事を続けてきた男がロックの世界に復帰、そしてイギーから離れて遂にリーダー・バンドを組み、齢68にして改めて世に問う自身の音楽。
70年代のIGGY AND THE STOOGESにシビレてた中高年ファン以外も十分楽しめるはずの1枚。

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