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zoom RSS V.A./NEW YORK METAL-84(1984)

<<   作成日時 : 2018/08/26 21:48   >>

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画像遂にこのアルバムを紹介する時がやって来た。
“今日の旧譜”は、今までこのLPを紹介するために続けて来たと言っても過言ではない。
(嘘だけどな)

『METAL MASSACRE』シリーズを筆頭に、メタル系のオムニバスLPが山のように出ていた時代。
そんな中の1枚。
タイトル通り、当時のニューヨークのアンダーグラウンドなメタル・バンドを集めている。
ロックシティ・レコーズというレーベルの最初のリリース。
(レーベル名は多分RIOTの1stアルバムから持ってきたんだろう)

当時FM北海道で平日の夕方に「ハードロック・スペシャル」という番組があり。
東京FM(現・TOKYO FM)の番組を配給していたのか、FM北海道制作のローカル番組だったのかは知らない。
基本的にはハード・ロック/ヘヴィ・メタルの新譜から毎回1バンドをチョイスして、30分で4曲くらいかけるという番組だった。
(例外アリ)
メタル初心者だった俺には非常にありがたい番組だった。
W.A.S.P.もACCEPTもMETALLICAも、この番組で初めて音を聴いた。

その「ハードロック・スペシャル」である日特集していたのが、このアルバムだった。
9バンド収録されている中から、WARHEAD、CITIES、TEAZER、OVERKILL…と4バンドの曲をオンエアしたと記憶する。
一番気に入ったのは、CITIESだった。
しかしそのCITIESは、アルバム1枚で消滅。
ビッグに(?)なったのは、OVERKILLだった。

そして「ハードロック・スペシャル」の放送が終了してから何年も経って中古盤で発見したのがこのLP。
確か300円ぐらいだったはず。
1985年にはなんとキングレコードから国内盤も出ていたようだが、それは見たことない。

それにしてもまあ…見て下さい、このジャケット。
ろうそくが並んだ祭壇らしき物(画面が暗くて見えない)の前で、警棒(?)を持った女に鎖でつながれている男。
コレ…腰布っていうか、おむつだよな?
どう見てもおむつだよな?
一体何のプレイですか?

このアルバムをプロデュースしているのは、参加9バンド中で一番の古株と思われるTEAZER(1980年にシングルを出しているので、70年代末の結成らしい)のヴォーカリスト、ルイ“ヴィー”ヴェテア。
で、ジャケットでおむつ姿をさらしているのがそのヴィーさんでございます…。
ちなみに、一緒に写ってるオネーチャンはグレイス“メタル”オンゾさんだそうです。
TEAZERは、ペラペラした演奏とかなり音痴なヴォーカルがちょっとNew Wave Of British Heavy Metalっぽくもある感じ。
結局アルバムを出さずに消えている。

アルバムを通して聴いても、1984年当時既にアルバムをリリースしていたVIRGIN STEELEを別格とすれば、やっぱりCITIESが最高だと思った。
いかにもニューヨークらしいダークさを聴かせる正統派パワー・メタル・バンド。
アルバム1枚で消えたのが非常に残念。
(ちなみに唯一のアルバムでは元TWISTED SISTERの故A.J.ペーロがドラムを叩いていた)
で、当時一番知名度があったと思われるVIRGIN STEELEはやはり特別扱いで、2曲収録されている。
(1曲は当時の看板ギタリスト、ジャック・スターのソロ)

VIRGIN STEELEとOVERKILLは今でも現役で活動しているから、メタルヘッズの皆様には説明不要だろう。
他には、いかにもなアングラ臭漂うダークかつチープなメタルをプレイするWARHEADとか。
(ベルギーかどっかに同名のバンドがいたが、ニューヨークの方はオリジナル・アルバム出さずに解散)
気の抜けたLAメタルみたいな(?)R&Rを演るTAKASHIとか。
(メンバーに日本人はいません。カウベルが激ダサ)
女性ヴォーカルをフィーチュアして80年代半ばに2枚のアルバムを残したBLACKLACEとか。
これまた女性ヴォーカルのDEATHSLAYERとか。
(バンド名に反してデスでもスラッシュでもない)
CITIES同様にNYらしい夜の匂いをふりまくFRIGID BICHとか。

CITIESとVIRGIN STEELEとBLACKLACEとOVERKILL以外はアルバムを残さずに消え去った。
そしてCITIESとBLACKLACEも生き残れなかった。
(BLACKLACEのギタリスト、カーロ・フラグニートはその後トニー・マーティンのバックを務めていたらしい)
ロックシティ・レコーズ自体、1990年に完全な無名バンドばかり集めた『NEW YORK METAL U』をリリースして消滅した様子。
意外なことにWARHEADは近年編集盤がリリースされていたり、FRIGID BICHが再結成して現役(!)だったりもするんだけど。

そんなワケで、まあ中古盤屋で300円がお似合いなレコード。
しかし、どうしたことか個人的な思い入れは異様に強い。
サイケだろうがパンクだろうがメタルだろうがB級C級だろうが共通して漂う、ニューヨーク的な暗さとアングラっぽさ…が一際色濃い感じがして、そこに惹かれるのかも知れない。
はっきり言って他の人にお勧め出来るもんではないが(笑)。
でも大好きな1枚。
それにしてもおむつ…。

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