LAZY SMOKEY DAMN!

アクセスカウンタ

zoom RSS KING CRIMSON/LIVE IN CHICAGO(2017)

<<   作成日時 : 2018/11/02 21:06   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像1年休養していたビル・リーフリンが復帰する、と発表された時、「えーっ、KING CRIMSON、ドラム4人になるの?」と思った。
流石にそれはなかった(笑)。
ビルはキーボーディストとしてステージに登場。
KING CRIMSONに専任キーボーディストが加入するのは、半世紀近い歴史の中でも初めてのことだった。

…というワケで、現編成のKING CRIMSONによる2017年6月28日シカゴ、CHICAGO THEATERでのライヴを収録した2枚組CD。
パーソネルはロバート・フリップ(ギター、キーボード)、ジャッコ・ジャクスジク(ギター、ヴォーカル)、トニー・レヴィン(ベース、スティック、ヴォーカル)、メル・コリンズ(サックス、フルート)、ギャヴィン・ハリスン(ドラム)、パット・マステロット(ドラム)、ジェレミー・ステイシー(ドラム、キーボード)、ビル・リーフリン(キーボード)…と、実に8人。
この時期のツアーについて、フリップ自身が「シカゴがずば抜けていた」と発言したんだそうで。

10年代の新たなKING CRIMSONがスタートすると発表された時、俺はわりと冷淡だった。
「ふーん、またやるんだあ」ぐらいの。
蓋を開けてみると、トリプル・ドラムをフィーチュアして70年代の曲をドッカンドッカン演りまくってるんで、「おおっ」となった。
更に新曲まである。

往年のファンが注目するのはやっぱりというかメル・コリンズの参加にあるのではと思うんだけど。
個人的にはジャッコ・ジャクスジクの存在が大きいと思っている。
ヴォーカリストとしてはかつてのKING CRIMSONを彩ったグレッグ・レイクやジョン・ウェットンに較べて弱過ぎるし、オールド・ファンがジャッコをどのように評価しているのかは怪しいが。
少なくともエイドリアン・ブリューに較べたら誰もが万歳三唱だろう。
彼がフロントに立たなかったら、70年代の名曲をこれほどガンガン演りまくることが不可能だったのは明らかだ。
何しろ「Islands」や「Cirkus」まで演ってくれちゃってるんだから。
それら、ボズ・バレルやゴードン・ハスケルが歌っていたレパートリーでは、ジャッコのヴォーカルはまったく気にならない…というか、むしろ非常によく合っている。
それだけではない。
「Fallin' Angel」や「Easy Money」「Starless」といった曲に、ウェットンとはまるっきり違う切なさみたいなのが加味されたことも、俺は評価したいと思う。
あと、ブリューが歌っていた「Neurotica」なんかは、ジャッコのヴァージョンの方がずっと上だろう。
(もっともこの曲の場合、ヴォーカル云々以前にトリプル・ドラムをフィーチュアして一新されたアレンジそのものから凄いけどね)

そしてトリプル・ドラム。
ほとんどギャグみたいなアイディアだけど、ロバート・フリップ自身はかのCENTIPEDEをプロデュースした時に、既にそれに接している。
フリップ翁が新たなKING CRIMSONを始動させようとした時に、40年以上前のCENTIPEDEのことを記憶の片隅から呼び起こしたのでは…などと想像するのも楽しい。
各ドラマーの出自の違いも興味深い。
最古参のパット・マステロットなんか、元Mr.MISTERだもんなあ。
ギャヴィン・ハリスンも、一時期はイギー・ポップのバック。
ジェレミー・ステイシーはノエル・ギャラガーなんかとやっていたセッションマン。
今はドラマーじゃないが、ビル・リーフリンに至っては元MINISTRY…。

ドラムも3人だが、専任と兼任併せて実はキーボードも3人いるぞ。
SAGAが裸足で逃げ出しそうだ(笑)。

このKING CRIMSONが、今月末にはいよいよ来日なんですねえ。
行ける方は是非楽しんで来てください。
俺?…無理無理無理無理!
S席16000円、俺の何日分の生活費かって(笑)。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
KING CRIMSON/LIVE IN CHICAGO(2017) LAZY SMOKEY DAMN!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる