LAZY SMOKEY DAMN!

アクセスカウンタ

zoom RSS THE STREET SLIDERS/天使たち(1986)

<<   作成日時 : 2018/11/29 23:28   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 6

画像70年代末から80年代初頭まで、ほとんどYMOしか聴いていなかった。
「ベストヒットUSA」を観るようになって、坂本龍一の「サウンドストリート」で流れるモノ以外の洋楽(つまりJAPANとかだけじゃないやつ)に触れる一方で、YMOが“散開”。
YMO以外に聴くべきモノを求めて、耳が開かれに開かれ出していた頃。

その頃氷室京介はまだ氷室狂介で、THE ROOSTERSにはまだ大江慎也がいて、アナーキーはまだTHE ROCK BANDじゃなかった。
THE STREET SLIDERSは2ndアルバム『がんじがらめ』をリリースしていた。
YMOばかり聴いていてロックンロールのロの字も知らなかった俺は、ヘヴィ・メタルの人たちはステージでギターを壊して猿の脳みそを食う…という意味不明な(本当に意味不明な)偏見からようやく脱した頃で。
(とか言って、直後にIRON MAIDENとQUIET RIOTでメタルにどっぷりハマるのだが)
『がんじがらめ』のジャケットを見て、この人たちはとんでもない不良に違いないと思った。
絶対ヘンなクスリとかやっていると思っていた。
その後、バンドの起源が明星大学の軽音部にあると知った時は、本当に驚いた。
「四大の軽音? このバンドが?」って。

で、実際にTHE STREET SLIDERSの音を聴いたのは、もう少し後。
学校の先輩(先日METALLICAやパット・ベネターの話に出て来たのと同一人物)に、「Angel Duster」の12inchを聴かせてもらったのだ。
アルバム『天使たち』を自分で買ったのは、更に後だった。
今となっては、「Boys Jump The Midnight」は和モノでDJやる時の定番だ。

ともあれ、THE STREET SLIDERSの5thアルバム。
故・佐久間正英がプロデュースを担当し、ほとんど一発録りだったそれまでの作風から脱した1枚。
「Angel Duster」が名曲・代表曲と言われるが、個人的には何と言っても「Boys Jump The Midnight」に尽きる。
個人的にはってか、そういう人多いだろう。
PVももの凄くカッコよかった。

ラフでルーズなR&Rが、緻密なプロデュースでキャッチーかつメジャー感たっぷりに仕上げられている。
リリース当時は、ポップ/売れ線になったとかで旧来のファンからは賛否両論だったらしいが。
俺自身は、このアルバムが嫌いという人に会ったことがない。
メタルが好きでもパンクが好きでもガレージが好きでも、みんな「Boys Jump The Midnight」で合唱になった。
全体的に80年代らしい派手なプロダクションが目立つが故に、最後のアコースティック・ナンバー「嵐のあと」も更に際立つ。

ハリーのふてぶてしいヴォーカル、蘭丸のギターと中性的な美貌にスポットライトが当たりがちだが。
ジェームス(ベース)とズズ(ドラム)のシンプルで腰の据わったリズムは、もっともっと注目されていい。
そしてバンドは1980年の結成から2000年の解散まで、20年間不動の4人で駆け抜けた。
解散から既に18年。
ハリーと蘭丸のユニット・JOY-POPSがこの21世紀に活動しているのが、とても喜ばしい。

20年ぐらい前に、一度だけカラオケで「Boys Jump The Midnight」を歌ったことがある。
我ながらなかなか上手く歌えたと思ったが、一発で喉を潰し、その晩はもう歌えなかった(苦笑)。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
新聞配達の住み込み時代、聴いてましたこのアルバム、カセットで待ってましたよ。配達仲間に勧めてロックを伝道して、いっしょに西新宿の方のロフトに初体験ライヴ行ったりしてたな。(スライダーズとは違う、別の無名バンド)

頭、僕もモヒカンにしてて、となりの米屋のダンナに、キチガイだ、とビビって言われたり。
ヘッドフォン・ステレオ(残念ながらソニーのウォークマンでは無い安物)で配達中に色々聴いてました。RCとかブルハとか頭脳警察とか、いろいろ。
自分は18でまだ政治無知のノンポリ。サンケイ新聞なので(?)店長の親父と妻のオバハンにうるさがられ、目つけられて嫌われてました。

地下に左の意味合いがあるのもまだまだ気づかず、徐々にリアルなパンクに辿り着く片鱗が、じわじわと涵養されていく青春期、だす〜。
金子耕治
2018/11/30 17:25
コメントありがとうございます。
新聞配達の住み込みとか…いろいろ経験してますねえ。
ってか新聞配達がモヒカンって、そりゃ目ェつけられますわ(笑)。
大越よしはる
2018/11/30 20:58
大越さんらしい着眼点、さすがです。
私も今でこそメタルだプログレだジャズだノイズだっつって変な音楽ばっかり探してますが、Boys Jump The Midnightはやっぱり名曲だって思いますもんね。
声歪ませてハリーっぽく歌いたくなるのも、同感。
40代後半から50代前半くらいの、密かな「あるある」ですかね。
Fripper
2018/11/30 21:49
(to 大越さん)笑笑 ですよねぇ。

あげくそのモヒカンが、配達中にブルハに感動して泣きながら配ってて、他社の配達員がぎょっとしてました。
朝もやの中から現れた、泣いてるモヒカンの配達員。シュールすぎました。
金子耕治
2018/11/30 23:00
>Fripper様
コメントありがとうございます。
「Boys Jump The Midnight」はホントに名曲だと思います。
しっかし、32年前って…!
大越よしはる
2018/12/02 21:27
>金子耕治様
嫌だよそんな配達員(笑)。
大越よしはる
2018/12/02 21:28

コメントする help

ニックネーム
本 文
THE STREET SLIDERS/天使たち(1986) LAZY SMOKEY DAMN!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる