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zoom RSS WILKO JOHNSON/GOING BACK HOME(2003)

<<   作成日時 : 2018/12/07 20:38   >>

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画像15年前のある日、新宿のDISK UNIONで「おおっ、ウィルコ・ジョンソンの新譜が出とる!」といって購入した1枚。
いやあ、御無沙汰だなあ…と思ったら、なんと『BARBED WIRE BLUES』(1988年)から実に15年ぶりのスタジオ作なのだった。
『BARBED WIRE BLUES』で顔をそろえた最強トリオ…ウィルコ・ジョンソン(ギター、ヴォーカル)、ノーマンワット=ロイ(ベース)、サルバトーレ・ラムーンド(ドラム)による2枚目のアルバム、でもある。
ロジャー・ダルトリーとの連名で2014年に出たアルバムと同じタイトルなので紛らわしい(苦笑)。
試しに検索してみたらロジャーとの連名作ばっかり出てきて、こっちのアルバムは明らかにワリを喰っている…。

ウィルコ・ジョンソンとはSOLID SENDERS以来の付き合いであるジョン・デントンがキーボードでゲスト参加している。
クレジットはピアノとなっているが、明らかにシンセを使用している部分も多い。
ただし、それが効果を上げているかというと、正直微妙。

ライヴでのウィルコ・ジョンソンというと、後半にDr.FEELGOOD時代の曲で大盛り上がりして、最後にチャック・ベリーの「Bye Bye Johnny」でシメる…という印象が強い。
しかしソロ・アルバムはどれも基本的に新たなオリジナル曲中心で(カヴァー集とかもあったとはいえ)、決して過去の栄光や他人の曲ばかりにすがってきたワケではない。
このアルバムも、全曲がウィルコのオリジナル曲となっている。
(ただし「Down By The Waterside」は1980年の1stソロ・アルバム『ICE ON THE MOTORWAY』収録曲の再録)
それらがDr.FEELGOOD時代やソロ初期の代表曲群に肩を並べる出来かというと、それはちょっとどうかと思うが。

ともあれ基本的な方向性自体はまったく変わらない、変わりようのないウィルコ・ジョンソンの世界。
パッキンパッキン鳴るテレキャスターの響きに、ゴリゴリとうねりまくるベース、タイトにしてパワフルなドラム。
そして読経みたいな(?)ヴォーカル。

惜しいのは楽曲にもプロダクションにも今ひとつ、突出する何かが感じられないところだろう。
ソロ・デビュー以来基本的にセルフ・プロデュースで、エンジニアの名前すらクレジットされないことがほとんどなウィルコ・ジョンソンだが、特にこのアルバムなんかはウィルコの音をよくわかった職人肌のプロデューサーみたいな存在があれば、もうちょっと違ったのではと思われてならない。
このアルバムの時にはとっくに故人だけど、例えば『BARBED WIRE BLUES』を生前のヴィック・メイルが手掛けていたら…なんて思ったりもする。
(余談ながら、MOTORHEADの1987年作『ROCK'N' ROLL』をガイ・ビドミードじゃなくてヴィックがプロデュースしていたら…)

まあプロダクション云々は置いて。
バンドのプレイ自体はまったく過不足ない、間違いなく純正ウィルコ・ジョンソン節。
薄くてゴツいアンサンブルが縦横に絡み合う「She's Good Like That」後半とか、もうたまらんですよ。

ところがこのアルバムを最後にサルバトーレ・ラムーンド脱退。
最強トリオはスタジオ作2枚しか残さなかった。
いやまあ、後任もそれはそれでいいドラマーばっかりだけどさ。
それにしてもサルバトーレは何処へ…。

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