THE FACEFUL/THE FACEFUL #1(2002)

画像俺がTHE FACEFULを初めて観たのは、MURDER STYLE目当てで出かけた三軒茶屋HEAVEN'S DOORでのこと。
2番目か3番目くらいに出てきた4人組の、ヴォーカリストが細くてちっさい女の子で。
それが歌い出した瞬間にまあ暴れる暴れる。
ギター・ソロになったら(平日の早い時間で全然お客のいない)フロアに突入して、床の上でひっくり返る。
音楽的にはとにかく荒削りなR&R、バンドとしては正直まだまだ全然だと思ったんだけど、とにかくその勢いに圧倒されて、バンド名は一発で覚えた。
そのバンドがアルバムを出すというのをDOLLの広告で見たんで、早速通販で手に入れた。
それがコレ。
当時始めて間もなかったDOLLの新譜レヴューでも取り上げたっけな。

ライヴでの勢いの、その半分も感じられないチープなプロダクション。
正直、まあそんなもんだろうなと思ったんだけど、なんか引っかかるものがあったんだ。
それから、都合が付けばライヴを観に行くようにした。
2回目に観た時には、マユコ(ヴォーカル)はもうただむやみに暴れる線の細いシンガーじゃなくて、独特のヘンなカリスマ性を身にまといつつあった。
今じゃ大好きなバンドのひとつだ。

70'sパンクやガレージ・パンク、そして50年代のR&Rの影響に加えて、大胆にハード・ロック的なテイストが入ってる音楽性。
それはオーストラリアのパンクに通じるものだ(THE SAINTSを初めて聴いたとき、「ハード・ロックだなコレは!」と思った)。
THE FACEFULはライヴでよくテッド・ニュージェントなんか演ってたから、なおさらだ。
このアルバムではそんな骨太さはあんまり前面に出てないんだが、このバンド聴いたことない人は、まずライヴをチェックされたし。
(現在活動停止中、多分来年あたりには復活するだろう)

ところでここのギターのサワは、ニュージーランドのTHE D4の名曲「Sake Bomb」を作詞した男だ。
THE D4のアルバムには、そのことは一切クレジットされてなかったと記憶している。
まったくメジャーのお仕事ってやつは…。


(2016.12.5.改訂)

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