MICKEY/ROCK N ROLL DREAMER
ヴォーカルのマック・ブラックアウトはあちこちで活躍してる人だが、俺はそのへん全然聴いてなくて、BARN HOMESの売り文句だけ見て予備知識ほとんどなしで購入したのでした。
果たして、大当たり。
2秒で考えたようなバンド名とジャケットを見ると購買意欲なくしそうだが(絵はマック・ブラックアウト本人による…)、中身はというと、「She's So Crazy」をはじめとするT.REXっぽいグラム・ロック風ブギーを基調に、70'sパンク・ロックとパワー・ポップのエキスを注入したようなミドル・テンポ中心の痛快R&Rが10曲27分。
金物がジャンジャンジャンジャン鳴りまくる「Bright Lights」みたいな速めの曲は初期のTHE DAMNEDなんかを思わせるし、これまたボラン・ブギー・タイプの「My Lady」もドラムがドカドカいっててそこだけT.REXよりむしろゲイリー・グリッターっぽかったり(笑)。
(でもコンガが入ってるのはやっぱりT.REX狙いだろうな…)
速めの曲も速過ぎなくていいね。
印象的なリフのストレートな曲ばかり、と思わせて、聴き進めると大抵ひねってあるし。
(ソロ初期のイーノみたいなテイストもあちこちにまぶしてある。「Baby We're Gold」に顕著)
コンガだけでなく、シンセとかトロンボーンとかヴァイオリンとかのゲストも効果的に配してあり。
マックの、ひっかかりのある声もイイ。
(時々気持ち悪くヴィブラートする歌い回しは確かにマーク・ボランを意識してるんだろうけど、声質は全然違う。シャウトするとちょっとデイヴィッド・ジョハンセンっぽい)
コレって思いつきのプロジェクトじゃなくてちゃんとしたバンドなんだろうかね。
次作以降も注目したいバンドです。
(2020.7.31.改訂)
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