Harvest Moonとラヴクラフト

BLUE OYSTER CULT HEAVEN FORBID.jpg今夜は十五夜ということで。
中秋の名月というやつだ。
十五夜が満月となるのは実に6年ぶりだそうで。
しかも十五夜が快晴というのもここしばらくあまりなかったとか。
我が家のベランダからは月がよく見える。
月見酒。

すぐに思い出したのが、BLUE OYSTER CULT(はい、また出ました)の名曲「Harvest Moon」。
1998年の復活(?)作『HEAVEN FORBID』収録。
“収穫期の月”または“月夜の収穫”となると、9月よりかはもう少し後のことを歌った曲だと思うし、歌詞の内容はH.P.ラヴクラフトの名作「宇宙からの色」を連想させるような、不穏にしてホラーめいたものだが、夜空にひときわ明るく光る秋の月に特別な感慨を抱く、というのが洋の東西を問わない、そのことを、この曲は実感させてくれる。
さっきから繰り返し聴いている。
この1曲だけを収めたCDシングルもリリースされていたものの、別にヒットはしなかったようだ。
(当時買っておきゃよかったな…)

「宇宙からの色」(“The Colour Out Of Space”)は創元推理文庫のラヴクラフト全集、4巻に収録されているので、BLUE OYSTER CULTファンの方は一読をお勧めしたい。
(このブログでしつこく書いているからって、毎日ここをチェックしているような人の中にBLUE OYSTER CULTのファンがどれくらい含まれているのか、想像もつかないのだけど)
サイケデリックと言っていいほどの色彩感に溢れながら、実に暗欝な話だが…。


とりあえず、アルコール漬けの脳(以前にも書いたが、我が家に休肝日というものは存在しない)にもまだ花鳥風月を愛でる感性が残されていることを、ありがたく思う。
それにしても、『HEAVEN FORBID』のジャケット、もうちょっとどうにかならんかったか。
(ここに載せたのは国内盤。輸入盤のジャケットもあまり好きじゃない)


(2020.8.24.改訂)

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