KRAFTWERK/KOLN 12.6.1971(199?)

画像3年くらい前にフローリアン・シュナイダーが脱退して、オリジナル・メンバーがラルフ・ヒュッター一人になってしまったKRAFTWERKですが。
(ってか、今ラルフ以外にメンバーいるの?)
なんか、初期3作を再発するつもりは、あるんだとか。
その気があるんだったら、早く出したらいいのに。
(現時点で出てないよね?)
ファンならどうせ(ジャーマノフォン盤とか)ブート再発で持ってるだろうけど、リマスターとかして正規再発したら、みんな買い直すに決まってるんだから。
(実際NEU!が正規再発された時、俺は買い直して、ブート再発のCDを売っぱらった)

初期音源がちゃんと流通しないから、こういうブートが跋扈するのも後を絶たんワケですよ。
…いや、しかし1971年のライヴ音源なんてのは、ブートでもなければ今後とも聴けないだろう。
75年のライヴ音源は、正規(?)で出てたけどね。
(あの『AUTOBAHN TOUR』は、初期の曲が入っててびっくりしたな。多分アレも権利関係だけクリアした、メンバーの意向に反したリリースだったんだろう)

…で、コレは昔から有名だったアナログ・ブートをCD化したモノ。
(音質は凄く良好だけど、針音がはっきり聴こえる)
“250枚限定”って書いてあるけど、シリアル・ナンバーも入ってないし、多分嘘だろう。
1971年12月6日。
ケルンって書いてあるけど、実際はブレーメンらしい。
あと、日付も怪しい。
このライヴでのパーソネルはフローリアン・シュナイダー(フルート他)にミヒャエル・ローター(ギター)とクラウス・ディンガー(ドラム)。
この3人で活動していたのは『KRAFTWERK』(70年)と『KRAFTWERK2』(71年)の間の時期で。
ラルフ・ヒュッターが復帰してフローリアンと二人で『KRAFTWERK2』を録音したのが71年9~10月のはずだから、71年12月にこの編成は、ないのでは…。
(それとも6月12日?)

ともあれ、今では唯一のオリジナル・メンバーとなったラルフ・ヒュッター…が逆に一時離脱していた時期のライヴ。
フローリアン・シュナイダー以外がミヒャエル・ローターとクラウス・ディンガー…って、NEU!じゃん。
「BEAT CLUB」で観られる映像(1971年5月)も、この時の編成だけど。
初期の貴重な映像…が、随分とまたイレギュラーなメンバーので残っちゃったもんですね。

KRAFTWERKの1stアルバムの4曲中、3曲を演奏してるんだけど。
曲がKRAFTWERKっつったって、コレはもう…NEU!です。
フルート入ったNEU!だろ、ってくらいNEU!だ。
むしろNEU!の『'72 LIVE!』(以前このブログで紹介)以上にNEU!っぽいかも知れん。
「Vom Himmel Hoch」なんて、フローリアン・シュナイダーどこ?…っていうくらい、ミヒャエル・ローターがガンガン弾いて、クラウス・ディンガーがドッカンドッカン叩いてる。

初期のオリジナル・アルバムは…正直俺もジャーマノフォン盤のブート再発で持ってるんだけど(あと前身バンドのORGANISATIONも1996年のブート再発で…)、むしろスタジオ作よりもこのライヴ・ブートを聴くことの方が多かったり。
それだけ興味深い内容だし、面白いライヴだと思う。

この頃の活動で自分たちなりに手応えをつかんだのか、ミヒャエル・ローターとクラウス・ディンガーはその後NEU!を結成するワケですが。
二人だけで新バンド組んじゃうあたりが、またなんというか。





また命日が過ぎた。


(2017.5.22.改訂)

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