元MOTORHEADがまた一人…(←MISTAKE)
(註:誤報でした)
ピート・ギル。
(“ギル”なのか“ジル”なのかは長年頭を悩ませる問題だったが、どうやらギルと発音した方が近い)
1951年6月9日生まれ。
70年代前半、THE GLITTER BANDのメンバーとして活動。
(ドイツのTIGER B.SMITHにいたことがあるともいうが、確認とれず)
70年代後半、ビフ・バイフォード(ヴォーカル)らの新バンド、SON OF A BITCHに加入、ピートが参加した時点でバンドはSAXONと改名。
SAXONで4枚のアルバムに参加し、負傷が原因で脱退。
あのSAXON名曲中の名曲「Motorcycle Man」で叩いているのは、もちろんピートだ。
1984年3月、MOTORHEAD新ギタリストのオーディション最終日…ワーゼルとフィル・キャンベルの加入が決定したその日の夕食時にフィルシー・アニマル・テイラー(ドラム)が脱退を表明。
それを受けて、急遽MOTORHEADに加入したのがピート・ギル。
『ORGASMATRON』(86年)の速い曲では、フィルシー・テイラーとは全く違う、タメのないスピード感…でMOTORHEAD新境地の一助となったが、SAXON時代のプレイを聴く限りでは、元々スラッシーなドカドカ・ドラマーじゃなかった気がする。
実際ピート在籍時の楽曲で名曲と思えるのは、速い曲よりも「Killed By Death」とか「Built For Speed」みたいなミドルの曲だよね。
まあいわゆるメインのソングライターじゃない以上、貢献度は結局よくわからないままかもだけど、『ORGASMATRON』の作曲クレジットは、全曲当時のメンバー4人の連名になってるのも事実。
MOTORHEADでは、いわばワリを喰い続けた存在だったと思う。
『ORGASMATRON』では、ドラムを明らかに“ヘンな音”で録られちゃってるし。
(まあアレはアレで面白いけど、本人はどう思っていたことか)
1987年2月末にフィルシー・アニマル・テイラーがMOTORHEADに復帰したのは、ピート・ギルが脱退してその後任に…じゃなくて、フィルシー・テイラーの復帰が決まった時点でレミーがピートに電話かけてクビにしたらしいし。
在籍時の公式なライヴ・アルバムも出てないし。
(『THE BIRTHDAY PARTY』があったとはいえ、アレ公式盤じゃなかったしねー)
90年代以降は、SAXONの元メンバーたちによる“SAXONもどき”みたいなバンドで時々叩いていたけど。
御冥福をお祈りします。
(註:重ねて言うが誤報)
追記:
下のコメントで明らかな通り、亡くなったのはピート・ギルじゃない、別のピートという話が!
(なんじゃそりゃ!)
数日遅れで誤報に加担…面目ないッス。
いずれにしても亡くなった(何処かの)ピート氏の御冥福をお祈りします。
(2021.5.30.改訂)
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