DEL-TOROS/THE HOTTEST PLACES IN HELL ARE RESERVED FOR THOSE WHO IN TIMES OF GREAT MORAL CRISIS MAIN
タイトル長いよ!
なんだよコレ!
…ともあれ、スペインのバンドみたいな名前だけど、オランダのバンドです。
2008年末結成。
10年に1stアルバムを出している。
オランダっつーとFOCUSかVANDENBERGか…みたいなイメージも強いけど、あのTHE OUTSIDERSとQ65を生み出した国でもあり、60年代からパンク・ムーヴメント以降にかけてTHE PRETTY THINGSの人気が高かったことでも知られておりますね。
末期のDOLLでも70年代オランダのパンクの特集とかあったし。
現行のパンク系バンドは…正直あんまり知らんかったが。
このDEL-TOROSは、上で書いたとおり、ざっくり言ってしまうとサーフ・パンクなんだけど、サーフ・パンクという言葉から連想しがちな軽快とかさわやかな感じはあんまりなくて、ベーシストとギタリストが分け合う暑苦しいヴォーカル、ドラムを中心とするハードな突進力が印象的。
(海外のサイトでは、ROSE TATTOOと比較している紹介文があって、何となく納得した)
突進一辺倒ではなくて、アコースティック・ギターをフィーチュアしたスローな曲とかサイケデリックなノイズとかコラージュ的な具象音とかが上手い具合に配してあって、11曲40分をいろいろと楽しませてくれます。
で、何がサーフかというと、随所で聴ける、モロにディック・デイル・マナーのギター。
コレがなかなかカッコよろしい。
で、そんなサーフ+パンクなスタイルで、何故かJOY DIVISIONのデビューEP収録曲「No Love Lost」をカヴァーしていて、笑う。
音圧高くて、ノイジーながらもRAWではなく、全然知らないバンドだけどメジャー感のある音作りだなあ、と思ったら…プロデューサーがテオ・ファン・ロック。
昔ROLLINS BANDで専任のサウンドマンだった男。
納得。
インストゥルメンタルでは、しばらく前に紹介したTHE BLACK WIDOWSにも通じるようなダークでクールな感触も。
リンク・レイとかディック・デイルとかデイヴィー・アランとか、そのへんの再評価、またキてるのかな最近。
(2021.6.14.改訂)
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