別珍地下音頭

SCORPIONS.jpgその昔、ミュージックマガジンでBRAVE COMBOのインタヴューを読んだら。
「スピード・メタルとポルカは似ている」みたいな発言があって。
「た、確かに…!」と思ったもんだった。
2ビートを極めると、意図せずコミカルになったりすることがあるような。
ハードコアも然りだが。
昔のドイツのスラッシュ・メタルなんかにはよくあった気がする。

数年前、新宿OTOでの「SOUND CAFE」(もうない)で、DJ bikke(東京でNo.1のソウルセットな人とは無関係)がTHE VELVET UNDERGROUNDの「Run Run Run」を回した。
フロアで大音量で聴く「Run Run Run」に…「なんか音頭っぽくないか?」と思い。
試しにそれ風の振りで踊ってみたら、まあ合うこと合うこと(笑)。
ルー・リードの墓前で「あなたの曲には日本の音頭に似たのがありますよ」と言ったら、ルーは草葉の陰で悲しい顔をするだろうか。

今更言うまでもく、SCORPIONSのバラードなんかは、ほとんど演歌だ。
「Still Loving You」あたりについては以前も別のネタで書いた気がするけど、まあ演歌だよな。
SCORPIONS以上に、ゲイリー・ムーアのバラードは演歌だ。
「Still Got The Blues」なんか…泣き泣きのギターだけならまだイイが、歌ってる間そのギターも弾いてないし。
代わりにストリングスが「ちゃらららら~♪」とかいってるし。
「Still Got The Blues」はまだ良かった…その後のバラード「Separate Ways」なんかはもう…「こんなのロックでもブルーズでもねえ!」とか思いながら聴いてた。

本人にその気がなくても。
結果的にパンクっぽくなってしまうとか。
結果的に狂気の発露にしか聴こえないとか。
結果的に大笑いとか。
往々にしてあることだ。
“空耳”とかもそうだよな。
(ちょっと違うか)


(2021.12.4.改訂)

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