DETROIT COBRAS/Cha Cha Twist(2004)
THE DETROIT COBRAS(この7inchでは定冠詞なしのDETROIT COBRAS表記)は、2ndアルバム『LIFE, LOVE AND LEAVING』(2001年)から聴いた。
1994年結成。
50年代とか60年代とかの、名前も聞いたことがないようなR&Bとかのミュージシャン、あるいはわりと名前が知られているソングライターとかの全然有名じゃない曲、または60年代以降のかなりマニアックなロック・バンドの、更にひねった選曲のカヴァーとか(THE DEVIANTSのカヴァーなんか演っていた)を、バンド名通りデトロイト・マナーのガッツィーな演奏で聴かされて、たちまちハマった。
ミニアルバム『SEVEN EASY PIECES』(03年)に続いて3rdアルバム『BABY』(04年)と聴き続け。
その『BABY』からのシングル・カットとなったのがこの7inch。
ホワイト・ヴィニール。
A面はハンク・バラードが1960年にブライス・コーフィールドに提供し、その後62年にコニー・フランシスも取り上げた「Cha Cha Twist」。
そっちもクールでよかったんだけど。
嬉しかったのが、『LIFE, LOVE AND LEAVING』のトップを飾る必殺ナンバー「Hey Sailor」がB面に収録されていたこと。
「Hey Sailor」。
ミッキー・リー・レインのカヴァー…って、全然知らない。
ミッキーはブリル・ビルディングの職業作曲家で、ニール・セダカのバンドでピアノを弾いたり、ビル・ヘイリーに楽曲を提供したりする一方で、自身のレコードも出していたのだという。
(90年代までエンジニアとして活躍したとのこと)
そんなミッキー・リー・レインが1965年にリリースしたシングルが「Hey Sah-Lo-Ney」。
それを英国のTHE ACTIONが「Hey Sailor」としてカヴァーし。
THE DETROIT COBRASは、ACTIONのヴァージョンを下敷きにした模様。
それにしても鬼のようなカッコよさ。
強力なギターのカッティングにドラムが絡むイントロから、レイチェル・ネイギーのどす黒くはすっぱなヴォーカルが炸裂し、そしてコーラスが追いかける。
本当に、DJで何度回したか思い出せない。
(この曲はCDで回したことが一度もない。いつもこの白い7inchだった)
4thアルバム『TIED & TRUE』(2006年)以降はシングルや編集盤のリリースばかりでオリジナル・アルバムが出ず。
そして、突然のレイチェル・ネイギーの訃報。
悲しい。
ともあれ「Hey Sailor」はこれからも回し続けるだろう。
"DETROIT COBRAS/Cha Cha Twist(2004)" へのコメントを書く