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LAZY SMOKEY DAMN!
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音楽を中心に、ほぼ毎日のように書き綴っていくボンクラのブログ。
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GRANULE/PAIN, RITUAL & LIFE

2019/01/22 23:03
画像2016年に解散したBOMBORIのメンバーによって結成された、東京の新バンドの1stアルバム。

活動開始は2017年に入ってからということだが、早くも17年3月にはbandcampでデモ音源『AUROLA』を配信している。
BOMBORIが解散した時点で、既に次に向かうべき方向がはっきりしていたのだろう。
11月にもやはりbandcampで『DEMO#2』を配信している。

『AUROLA』では10分台の曲が中心だったということだが(俺は未聴)、このアルバムでは3分程度の曲が多く、一番長いモノでも6分半。
デイメア・レコーディングスの宣材ではKHANATEやTHE BODYやFULL OF HELLが引き合いに出されている。

アルバムはずどーんと重い音像にサックスが浮遊する「Anonymity Ritual」から始まる。
恐ろしく歪んだ、重くて遅いスラッジーなリフがある一方で、「Pains」ではミドルのカッコいいリフからいきなり転調して2ビートのハードコア、そこから更に転調してまたスロー・リフ。
「Eclipse」では遅・重・剛のリフから2ビートに。
へヴィ・スラッジと突貫ハードコアの間を自在に行き来する。

かと思えばいきなりトライバルなビートにラップが乗ったりサックスが吠えたり。
ダーク・アンビエント的なノンビートの曲があったり。
朗読が挿まれたり。
アルバム中最短の「Life」(49秒)は超絶ハードコア。
アルバム中最長の「Lucifer Rising」は、ケネス・アンガーの同名映画のサントラに使えそう。
バンド名をタイトルにした「Granule」に至っては、なんかグレゴリオ聖歌みたい。

スラッジとハードコアを横断するだけならいざ知らず。
ダーク・アンビエントやへヴィ・ドローンを混ぜるのもまだわかるとして。
そこにダンスフロア仕様なクラブ・ミュージックの要素まで。
このワケわからなさ。
かなり面白い。


23日リリース。
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KOOL & THE GANG/Funky Stuff(1973)

2019/01/21 21:00
画像俺が洋楽を聴き始めた頃には、THE ISLEY BROTHERSもKOOL & THE GANGもポップでソフトでスムーズなソウルを演っていた。
彼らがかつて“熱い”音楽を演っていたと知ったのはずっと後のことだ。
そんなKOOL & THE GANGがブラック・チャートだけでなく初めてナショナル・チャートにも顔を出すことになったのは、このシングルのヒットによる。
全米29位。

前身バンドが結成されてジャズを演り始めたのは実に1964年。
その後R&B/ファンクに転向し、KOOL & THE GANGと改名したのが68年。
69年にデビュー。
「Funky Stuff」のヒットはデビューの4年後だが、前身バンドから数えると実に9年が経過していた。

まったくもって曲名通りの強力なファンク・ナンバー。
よく弾むドラムに重いベース、軽快なギターのカッティングに鋭いホーンズ。
この頃は専任ヴォーカリストがおらず、ほとんど最小限の歌詞をみんなで叫ぶ。
意味のある言葉よりも“ウォウウォウウォウ”とか言ってる方が多い。
しかもB面が「More Funky Stuff」ときた。
リズム・パターンはほぼ一緒。
レコードではどちらも3分ほどでフェイドアウトしてしまうが、ライヴでは延々と盛り上がったに違いない。

このシングル曲をフィーチュアしたアルバム『WILD AND PEACEFUL』も全米33位のヒットとなる。
そして翌1974年にはシングル「Jungle Boogie」が全米4位の大ヒット、ブレイクを果たすのだった。
79年にジェイムズ“JT”テイラー(ヴォーカル)が加入してからは「Celebration」(80年)が全米1位、「Joanna」(83年)と「Cherish」がそれぞれ2位と更に売れまくるが、その頃のサウンドはポップ路線。
バンドとして最も熱かったのは間違いなく73〜74年頃だろう。
ともあれバンドは今も現役という。

それにしてもこの国内盤7inch。
英語で小さく表記されたバンド名や曲名、レコード番号などのアルファベットや数字以外は、カタカナのバンド名も曲名もコピーもすべて活字ではなく描き文字。
色使いといい、実にイイ感じ。
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マリア観音@四谷OUTBREAK

2019/01/20 23:59
画像本日。
DJイヴェントに行ったり自分がDJやったりしていたが、ライヴを観に行くのは今年初めて。
思えば昨年の初ライヴもマリア観音の出演イヴェントだった。

約半年ぶりのOUTBREAK。
開演には間に合わないと思っていたが、スタートが15分ほど押していて、1バンド目から観ることが出来た。

一番手は主催、じどうぽるの砲。
6人組。
バックの3人はギター、キーボード、ドラムパッド。
フロントの3人は女性で、ヴォーカル、コーラス兼法螺貝、コーラス兼太鼓。
前半はかわいらしいエレポップ(?)を演っていたが、後半はセンターのヴォーカリストが過剰にセクシーな下着姿となり、下ネタ全開の歌を歌いながらお客を縛ったり顔面騎乗(!)したりとやりたい放題。
フロントの女性3人はスカトロ系のお店の経営者と従業員なのだという。
かなりキワモノめいていたが、音楽的にもなかなか興味深かった。

二番手のなんちゃらアイドルと三番手のシンガポールケインは割愛。
(特に言うべきことがない)
四番手、Li2MiHOLiCはAV女優/ストリッパーである若林美保と幸田李梨のユニット。
歌とダンスによるステージだったが、特にダンスが見モノだった。
二人ともいわゆるアラフォーのはずだが、体の柔らかさと身体能力の高さといったら。

トリ前、おいおい教バンド。
前から観たかった人たち。
音楽的には基本的にハード・ロックだと思うのだが、ヴォーカリストである“教祖”のパフォーマンスが全部かっさらう。
ナンセンスかつお下劣、その上でメッセージがすげえポジティヴ。
こりゃ楽しいわ。
小道具の仕込みが大変そう。
ともあれとても面白かった。

トリはマリア観音(画像)。
4曲で約50分。
木幡東介(ヴォーカル)が最近のソロ・ライヴで和太鼓を叩いていると聞いていたが、今回もステージ前のフロアに和太鼓(&金物類)が設置されていた。
「静かな夜」と「カワネズミ」では木幡がフロアに降りて和太鼓を叩く。
一般的にイメージされる和太鼓とはかなり違う、変則的なビート。
「カワネズミ」では平野勇とのドラム&和太鼓バトルの様相。
このバンドは1曲が長大であるが故、1回のライヴで演奏出来る曲数は限られているものの、アレンジは常に変化/進化し続けている。
今回A_kiraはギターを弾かず、オルガンに専念。
音楽的にはキーボード・トリオ+ヴォーカル…つまりTHE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWNと同じ編成。
実際ブリティッシュ・ロックの影響は大きいはず。
しかし縄文時代のリズム感を現代に提示しようと試みるこのバンドの音楽は、洋楽ロックの編成や音階を借用しながら、極めつけのオリジナリティを発揮している。
そして歌いながら異常な運動量を見せる木幡と、木幡の不規則かつ独特な動きに完璧にシンクロする演奏陣。
こんなバンドは他にいない。
春に出る予定という新作が楽しみだ。


今回ステージ前に、各バンドの演奏に合わせて紙テープと紙吹雪を飛ばす担当の人がいて。
マリア観音のあの不規則なビートにかなり寄せていたのが凄かった。
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Some Dance To Remember, Some Dance To…

2019/01/19 22:31
画像X(もちろん日本のじゃなくてLAの方)がオリジナル・ラインナップでレコーディングをしているとのこと。
エクシーン・サーヴェンカ(ヴォーカル)、ジョン・ドー(ヴォーカル、ベース)、ビリー・ズーム(ギター)、D.J.ボーンブレイク(ドラム)…の4人が顔をそろえるのは、実に1985年以来34年ぶりなのだそうで。

新しいアルバムを作るのかどうかは、現時点で不明という。
ただ新曲をレコーディングしている、そのことは事実だとか。
一体どういう風の吹き回しか。
童顔だったビリー・ズームも、今じゃおじいちゃんだろうなあ。
何しろ、実はメンバー中最年長。
(バンド結成当時既に29歳だったから、今年71歳のはず…!)

新作出たら買うかと言われると、正直ちょっと自信がないんだけど。
ジョン・ドーのソロやエクシーン・サーヴェンカとのユニットとかも持ってるのに、結局X自体は1stアルバム『LOS ANGELES』(画像)だけにやたら思い入れがあったりして。
デビュー当時に第5のメンバー的な存在だったレイ・マンザレク(元THE DOORS)も既にこの世の人ではない。


全然話変わるけど、VIXENからジャネット・ガードナー(ヴォーカル、ギター)が脱退したという。
「えっ、VIXENって、まだやってたの?」と思ったのが正直なところ。

確か5年ぐらい前にジャン・クエネムンド(ギター)が亡くなって、解散したとばかり思っていた。
ところが、新たなギタリストを入れて活動を継続していたんだそうで。

ジャン・クエネムンドはバンドの創設メンバー。
(結成は意外と古くて1980年)
ジャネット・ガードナーは残っていたメンバーの中で最古参にして、いわばVIXENの顔。
流石に今度は…と思ったら、バンドはまだ続くらしい。

VIXENを脱退したジャネット・ガードナーも、バンドに残ったリズム・セクションも、50代半ば。
もっと年上で活動を続けている女性ロッカーも今では珍しくないし、まだ先があるだろう。
(Xのエクシーン・サーヴェンカは今年63歳のはず)
ガールが一人もいなくなったGIRLSCHOOLも現役だ。
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「パチスロパニック7 万枚くんMIX」

2019/01/18 21:18
画像パチスロなんてまったくやらないしわからないのに、5年半ぶりにパチスロ漫画誌買っちゃったよ。
税抜777円?
たっかあ。
あ、DVD付いてんのか。
ってか観ないし…。

『ガガガガ』他で知られる山下ユタカと『DJ道』のムラマツヒロキには共通点がある。
どっちもパチスロ漫画誌で描いたことがある、という。
もっとも山下は読み切り2本。
対するムラマツは長いこと連載を持っていた。

で、『DJ道』でブレイクした(したんだよね?)DJ漫画家ムラマツヒロキ先生が久しぶりにパチスロ漫画誌で読み切りを描いたというので、買ってみましたよ。
相変わらず似たような誌名の雑誌多くてよくわかんない。
近所のセブンイレブンに売ってないし…。
ともあれデイリーヤマザキでゲット。

で、『DJムラマツのパチスロ道』。
やっぱりこの方向性なのか!(笑)
『DJ道』といい『DJメシ』といい、自分を狂言回し(あるいは主役)として切り売りしながら、何処まで行くのかこの男。
ともあれパチスロとクラブ通いが大好きな派遣社員・京藻桶羅子(きょうもおけらこ)が顔馴染みのDJ・ムラマツに導かれて“万枚”を目指す…というお話。
パチスロをまったく知らない俺には、正直言って内容はよくわからない(苦笑)。
料理を強引に音楽に結び付けて語ることが度々の『DJメシ』と違い、てっとり早く万枚を狙うにはどうするのが近道かというネタをピンポイントで、10ページという短い尺でまとめている。
例によって女の子は妙にかわいい(笑)。

そもそも“万枚”ってのが何かも知らなかったんだけど、文字通りパチスロでコインを1万枚以上出すことなんですってね。
この本はタイトル通り、まるまる1冊、万枚達成をテーマにしているというワケだ。
ってかタイトルになってる『万枚くん』の作者って、『ぞうさん家族』のサマンサ三吉じゃないか。
今こういう仕事してるんだー。


山下ユタカが以前描いていた『必勝パチスロ7』に較べると、全体的に絵の下手な漫画家が多くてつらい。
(扱ってるジャンルに興味がなくても、絵と作劇が上手ければ面白く読めたりするからね)
それにしても、巻末とかに載ってるエロ系の広告を見て本当に電話する人っているんだろうか…。
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JULIAN COPE/World Shut Your Mouth(1987)

2019/01/17 22:49
画像ジュリアン・コープの、短かった“ポップ・スター”時代の幕開けとなった7inch。
それまでのマーキュリーからアイランドに移籍、同年リリースの3rdソロ・アルバム『SAINT JULIAN』の先行シングル。

1978年に結成したTEARDROP EXPLODESが解散したのが82年。
84年からソロ活動に乗り出し。
しかし同じリヴァプール出身のネオ・サイケとしてもTEARDROP EXPLODESはECHO & BUNNYMENに較べて地味な印象だったし。
ソロ活動を始めてからも、裸で亀の甲羅かぶってる人というアンダーグラウンド&ダウナーなイメージが強かった。

ところが30代を目前にした『SAINT JULIAN』で一変。
「World Shut Your Mouth」のPVを初めて観たのは「ポッパーズMTV」だっただろうか。
以前のネオ・サイケ色がぐっと後退した、パワー・ポップ的でもあるシャキッとした楽曲。
(プロデュースはRAMONES他で知られるエド・ステイシアム)
レザーを着込んでヘンな形のマイクスタンドに絡みつく強烈なヴィジュアル・イメージ。
「うおおかっけえ」となった。

果たしてシングルは全英19位。
ジュリアン・コープにとって唯一の全英20位以内のヒット曲となった。
『SAINT JULIAN』も全英11位、全米チャートでも105位まで上がり、ジュリアンにとって最大のヒット作に。

しかし「World Shut Your Mouth」という曲名は、1984年の1stソロ・アルバムのタイトルと同じ。
『SAINT JULIAN』というアルバム・タイトルにしても、キリスト教的価値観へのアンチテーゼが込められていたという。
そしてステージでは、へし折ったマイク・スタンドで自分の体を傷つけるという、イギー・ポップばりのパフォーマンスを展開することもあったとか。
サウンドがとっつきやすくなっただけで、本人の心性はあんまり変わっていなかったのかも知れない。

で、90年代以降は初期にもましてダークでアンダーグラウンドな方向へ。
一方でクラウトロックや日本のクラシック・ロックについての怪しげな書籍なんかも出すように。
そんなジュリアン・コープ、今年で62歳。
最近の写真を見ると、やはりというかヤバい感じの爺さんに…。

B面「Umpteenth Unnatural Blues」はオリジナル・アルバム未収録。
ボ・ディドリー・ビートをフィーチュアした、こちらも軽快なポップ・ナンバー。
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それぞれの老境

2019/01/16 22:29
画像またこのお題だ。

ルー・グラムがライヴ活動から引退するという。
現在68歳。
ルイス・グラマティコとしてBLACK SHEEP(画像)を結成したのが70年代前半。
レコード・デビューから既に45年。
FOREIGNERはそんなに好きなバンドじゃないけど、本当にいいヴォーカリストだと思う。
(SHADOW KINGはそのうち旧譜レヴューで紹介するかも)
毎回同じようなことを言っている気もするが、イギー・ポップが70歳過ぎても裸で暴れまわっているからと言って、他のみんなもそう出来るとは限らないし、そうすべきなはずもない。
ライヴ活動からの引退というからには、レコーディング・アーティストとしてはまだ続けるんだろう。
RUSHのニール・パートみたいにミュージシャン自体やめてしまうよりはずっとイイ。

ブーツィー・コリンズも、同様にライヴ活動から引退するんだそうで。
ルー・グラムの1歳下、67歳。
プロとしてのデビューはルーよりもずっと早く、1970年にジェイムズ・ブラウンのバンドに入った時点でまだ10代。
キャリアは約半世紀。
耳と右手の調子がかなり良くないらしい。
70年代にLSDキメキメだったこと、P-FUNKの多くのメンバーが既にこの世を去っていることを思えば、今でも元気に生きていること自体が凄いんだが。
ブーツィーも音楽自体をやめてしまうワケではないらしいので、とにかく元気でいてほしいと思う。

一方で、ブーツィー・コリンズよりも先にライヴ活動からの引退を表明していたジョージ・クリントンが4月に来日するんだそうで。
ブーツィーよりも10歳上の77歳。
ほぼ間違いなく、最後の来日公演になるんだろう。

噂されたオリジナルVAN HALEN復活は、噂のままで終わるのだろうか。
アレックス・ヴァン・ヘイレン65歳、デイヴィッド・リー・ロスとマイケル・アンソニーが64歳、エディ・ヴァン・ヘイレンが63歳。
歳をとったデイヴに華がなさ過ぎて、復活したからどうなるというもんでもないだろうが…。
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