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zoom RSS THE INMATES/THE ALBUMS 1979-82

<<   作成日時 : 2017/08/05 22:34   >>

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画像6月のリリース。
THE INMATES(ジャケットどおりの表記だとiNMaTES)の初期3作にボーナス・トラックを加えたBOXセット。
なんと、3rdアルバムは初CD化なんだそうで(!)。

バンドは1978年に結成。
元THE CANNIBALSの“ピーター・ガン”ことピーター・スタインズ(リード・ギター)とベン・ドネリー(ベース)に、ビル・ハーリー(ヴォーカル)とトニー・オリヴァー(リズム・ギター)。
当初は正式なドラマーが不在だったようで、1stアルバムではほとんどの曲でTHE VIBRATORSのエディがドラムを叩いていた。

1stアルバム『FiRST OFFENCE』は、1979年のリリース。
プロデュースは英国ロック・シーンにその名を轟かせたR&R録音鬼、故ヴィック・メイル。
音楽性は先達・Dr.FEELGOODにも近いが、ガレージ色がやや強めなのが初期のTHE INMATESの個性だった。
1曲目からTHE STANDELLSのカヴァー「Dirty Water」。
更にTHE PRETTY THINGSの「Midnight To Six Man」。
それ以外もカヴァーが多く、オリジナル曲はアルバム13曲中5曲しかない。
基本的にはアーサー・コンリーとかドン・コヴェイとか黒人音楽のカヴァーが中心で、適宜ホーンズもフィーチュアして、ソウルフルに盛り上げる。
(「Jeanie Jeanie Jeanie」なんかも演ってるけど)
多くないオリジナルもかなり強力で、渋いバラード「If Time Could Turn Backwards」なんかはスタックスの名曲カヴァーみたいにも聴こえる。
ホーンズの入った曲では、なんとなく札幌のBAKER SHOP BOOGIE(知ってる?)を思い出したりも。
一方でDr.FEELGOODを思わせるタフな疾走感の「Back In History」とか。
そしてロバート・プラントが絶賛したというビル・ハーリーの迫力ある歌唱。
(顔も体も他のメンバーより一回りデカい)
ボーナス・トラックの2曲はシングルB面曲で、やはりカヴァー。

『FiRST OFFENCE』は全英チャートのトップ40に入り、シングル「Dirty Water」は全米51位。
その勢いで1980年にリリースされた2ndアルバムが『SHOT IN THE DARK』。
プロデュースは引き続きヴィック・メイル。
正規のドラマーとして、CURVED AIR(!)から山口百恵(!!)まで手広くセッション仕事をしていた名手ジム・ラッセルが加入。
今度の1曲目はTHE MUSIC MACHINE「Talk Talk」のカヴァーで、コレは「Dirty Water」に続くセンとして狙っていたとしか思えない。
基本的な方向性は前作と同様だが、13曲中9曲と、オリジナル曲の割合が増している。
カヴァーで目立つのは、THE ROLLING STONES「So Much In Love」か。
(コレはシングル・カットもされている)
ヴィック・メイルはビル・ハーリーとの電話で、このアルバムが自分のベストな仕事だと言ったらしい。
ボーナス・トラックはシングルから4曲。
THE 5,6,7,8'sも演っていた「Tallahassie Lassie」が印象的。

『SHOT IN THE DARK』の後、リリース元のレーダー・レコーズがWEAに吸収合併され。
3rdアルバムはワーナーからリリースされることに。
いわばメジャー・デビューと言っても良かったが、レーベルからの口出しも増えたりして、イイことばかりではなかったらしい。
ヴィック・メイルがプロデュースから外れたのもワーナーの指示だったとか。
リリースにも間が空き、3rd『HEATWAVE IN ALASKA』は1982年に出ている。
ややコマーシャルになった気がしないでもないけど、基本路線には変わりない。
ただ、大きな違いがひとつあって…それまですべてのオリジナル曲を書いていたピーター・ガンだけでなく、他のメンバーも曲を書くようになっている。
コレは結果オーライで。
1曲目を飾るベン・ドネリー作「She's Gone Rockin'」も、ジム・ラッセルによるロカビリー風ナンバー「Three Little Sisters」もかなりカッコいい。
カヴァー曲はTHE FOUR TOPSとかフィル・エヴァリーとか、それまでとちょっと方向が違う感じ。
コレはプロデューサーのステュアート・コルマンのアイディアだったそうで。
ジムのご近所さんだったという縁から実現したクリス・ディフォード&グレン・ティルブルック(もちろんSQUEEZE)の提供曲「On The Beat」も興味深い。
ボーナス・トラックの2曲はアルバムに先行して81年にリリースされたシングルの曲で、A面「Me And The Boys」はNRBQのカヴァー、B面「Betty Lou」はバンドにとって初となったメンバー全員の共作曲。

この後ビル・ハーリーが体壊して一時期EDDIE & THE HOT RODSのバリー・マスターズが参加したり、ジム・ラッセルが脱退してエディが正式メンバーになったりと、いろいろありつつバンドは今も活動中(のはず)。
来年は結成40周年か。

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