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zoom RSS AMON DUUL/DISASTER(1972)

<<   作成日時 : 2018/05/17 23:59   >>

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画像俺が初めて買ったAMON DUULのアルバム。
30年ほど前に買ったのがBASF盤のオリジナル。
キャプテン・トリップ盤のCD(画像)も持ってる。

最初に買った頃は、本当に情報が少なくて。
あろうことか当時の俺は、コレがオリジナルAMON DUULの1stアルバムだと思い込んでいた。
(今思えばなんでだろうって)

当然ながらAMON DUULの1stアルバムは『PSYCHEDELIC UNDERGROUND』(1969年)である。
この『DISASTER』は、『PSYCHEDELIC UNDERGROUND』と2ndアルバム『COLLUPSING』(69年)の“素材”を放り出したようなアルバム。
『PSYCHEDELIC UNDERGROUND』と『COLLUPSING』を後になって聴いて、徹底的な編集やエフェクト処理を加えられたオリジナル2作の“作品”としての完成度に驚いた。
オリジナル・アルバムに較べると、『DISASTER』はほとんど“録って出し”そのまんまだ。

正確には、あながち“そのまんま”とも言い切れない。
破裂音4連発から怒涛の垂れ流し即興に移行する冒頭部分はそれなりに意図した編集が行なわれていて、インパクト大。
しかしその後は67分に渡って、基本的に延々と“どんどこどんどん、どこどんどん”が続いて、終盤は飽きる(笑)。
はっきり言って冗長。
独自のコミュニズムに基づいて、楽器演奏のスキルがあるメンバーたち以外(メンバーの妻など)にも打楽器がばらまかれて、それを録音したのがコレ。
『PSYCHEDELIC UNDERGROUND』でもわずかに聴こえるTHE BEATLES「I Should Have Known Better」が、ここではもっとはっきり聴けたりもする。
ともあれプリミティヴさと混沌の度合いは、オリジナル・アルバムの比ではない。
ってか、この“どんどこどんどん”をよくまあ2枚の“作品”にまとめたもんだとも思わされる。

よく知られるとおり、ペーター・レオポルド(ドラム)をはじめとする“まっとうな”(?)ミュージシャン志向のメンバーはAMON DUUL Uに移行し。
ライナー・バウアー(ギター、ヴォーカル)ら残されたメンバーはアコースティックにしてトリッピーな3rdアルバム『PARADIES WARTZ DUUL』(1970年)を残してシーンから消える。
72年という早い時点で『DISASTER』が掘り起こされたのは、AMON DUUL Uが(それなりに)成功していたことへの便乗でもあっただろうか。
80年代に解散したAMON DUUL Uが90年代後半に復活した一方で、アルバム1枚分だったはずのレコーディング・セッションから『PSYCHEDELIC UNDERGROUND』『COLLUPSING』『DISASTER』そして『EXPERIMENTE』(84年)と4枚ものアルバムを派生させた(そしてその後『PARADIES WARTZ DUUL』を録音した)オリジナルAMON DUULは、跡形もない。

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