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zoom RSS 藤井美陽/光の動物園

<<   作成日時 : 2018/06/09 22:59   >>

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画像SUNAGIRLでも活動する(活動するってか、1年ぐらい活動休止したと思ったら年に1〜2本しかライヴやらなかったりとかそんな感じらしいけど)シンガーソングライター・藤井美陽の1stソロ・アルバム。
弾き語りでやるようになってから3年半ぐらいとのこと。

シンガーソングライターのソロ・アルバム…と言っても、録音はバンド編成。
プロデューサーは元クルブシーズで、近年は藤原愛とのコラボレーションや宮崎悟のプロデュースなどでイイ仕事をしている岩瀬ジョニー隆之。
パーソネルは藤井美陽(ヴォーカル、アコースティック・ギター)、岩瀬隆之(エレキ・ギター)、内田典文(ベース)、加藤みどり(パーカッション)、水ゐ涼(ピアノ、キーボード)。

1曲目「アンハッピーアワー」は藤井美陽のアコギとヴォーカルに、岩瀬隆之をはじめとするバック陣が半ば無秩序のようでいて絶妙な外し具合(?)で斬り込んでいく、ちょっとアヴァンギャルドなアレンジが施されていてびっくりするが。
2曲目以降は基本的に歌に寄り添うような、ライトで浮遊感のある、それでいてタイトなアンサンブルが展開する。
クルブシーズが解散せずに続いていたら、こんな音が聴けただろうかなどと思ったりもするような部分もあったり。
岩瀬の貢献度は大きい。

ともあれ主役である藤井美陽。
クリアなようでいて、透明感溢れる…とか言ってしまうには微妙なひっかかりを感じさせる声。
ひっかかりがある一方で、アシッド・フォーク的な儚さも。
ちょっと他に例えるようなシンガーの名前も思い浮かばない。
(まあ俺自身が日本の女性シンガーをそんなにいろいろ聴いてるワケじゃないしね)
そして実に端正なアコギ。

声よりもギターよりも印象的なのは、藤井美陽が紡ぐ言葉の数々だろう。
“動物たちはテーブルの上で/静かに待っている/君が命をくれるのを/静かに待っている”(「光の動物園」)
“灯に群れる虫たちのように/明日には絶えると知っていてこそ/美しい美しいあなた”(「S」)
“色を変えて映し出すもの/何かはわからない/絶望でも希望でもない/ただそこにあるだけ”(「みずうみ」)
“ビールと餃子で乾杯/ごはんもちゃんと作らなきゃ”と歌われる「すっぴんのすかんぴん」でも、四畳半的な生活感はない。
独特な世界観。
元々パンクが好きなんだそうだが。

弾き語りで充分成立しそうなデリケイトな歌の世界を、デリケイトなアンサンブルによるバンド・サウンドでバックアップしたのは、大成功だと思う。
狭苦しくて親密な(?)大久保ひかりのうまあたりによく似合う(??)音…と思ったら、レコ発ワンマン(7月1日)はひかりのうまなのか。

『光の動物園』、10日リリース。

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